君ニ恋シテル
受け取った直後、
「徹平、優奈ちゃんにプレゼントー?」
向こうから逞くんと沙弓ちゃんがやって来た。
なんかタイミングが…もしかして、見られてたのかな?
「可愛い缶詰めだね」
ニコリと笑う沙弓ちゃん。
すると、
「ほんと可愛いー!」
亜紀ちゃんと洋祐くん、百合香ちゃんも戻って来て、全員が揃った。
「良かったわね。ゆうにゃん」
「百合香ちゃん…」
…っていうか、もしかしてみんなに見られてた?
「優奈、良かったじゃん。徹平にとってもらえて」
こそっと耳打ちをして、笑みを浮かべる亜紀ちゃん。
やっぱり…見られてたんだ。
うわぁ…恥ずかしい。
顔から火が出そう。
てっちゃんを見ると、なんとなくてっちゃんも気まずいような表情をしていた。
でも…
私は手に持ったお菓子の缶詰めを見つめる。
みんなに見られていたことは恥ずかしいけど…。
それよりも、やっぱりとても嬉しくて。自然と頬が緩んだ。
.
「徹平、優奈ちゃんにプレゼントー?」
向こうから逞くんと沙弓ちゃんがやって来た。
なんかタイミングが…もしかして、見られてたのかな?
「可愛い缶詰めだね」
ニコリと笑う沙弓ちゃん。
すると、
「ほんと可愛いー!」
亜紀ちゃんと洋祐くん、百合香ちゃんも戻って来て、全員が揃った。
「良かったわね。ゆうにゃん」
「百合香ちゃん…」
…っていうか、もしかしてみんなに見られてた?
「優奈、良かったじゃん。徹平にとってもらえて」
こそっと耳打ちをして、笑みを浮かべる亜紀ちゃん。
やっぱり…見られてたんだ。
うわぁ…恥ずかしい。
顔から火が出そう。
てっちゃんを見ると、なんとなくてっちゃんも気まずいような表情をしていた。
でも…
私は手に持ったお菓子の缶詰めを見つめる。
みんなに見られていたことは恥ずかしいけど…。
それよりも、やっぱりとても嬉しくて。自然と頬が緩んだ。
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