君ニ恋シテル



ぎゃあ?



周りがガヤガヤと騒がしい中、この周辺だけがシーンとなる。

そして、みんなの視線がある一点に集中。
Boy★2の視線も…。



私も自然と目を向けると…



そこにはさっき握手を終えたばかりのあの子の姿が…。
フリフリのスカートがめくれ、ハート柄のパンツが丸見え状態で倒れている。



………………。



しばし呆然。




数秒後…
沈黙をやぶったのはクスクスという笑い声だった。



あ…いけない、ぼーっとしてた。

笑うなんて…ちょっと酷い。
確かに凄い格好だけど…。


私は急いでその子のもとへ駆けよろうとした。
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