君ニ恋シテル
初デート
夜。
明日はいよいよてっちゃんとデートの日。
待ちに待った日がついに来てしまう…。
あーどうしよー…!
全然落ち着かなくて、そわそわしてしまって、意味もなく部屋の中をぐるぐると歩き回る。
着て行く服は決めたし、後は心の準備だけ。
そう、心の準備だけ…それだけなんだけど、それが一番できてない。
今までてっちゃんと二人きりになった時はあるけど…今回は正真正銘デートなわけで。最初から最後まで二人きりなわけで!
あぁー…考えただけでドキドキ。
デートって言葉の響きだけで、なんかもうダメ…。
顔が熱いぃ~。
デートに誘われたことを亜紀ちゃんと百合香ちゃんに話したら、
「絶対告白しなきゃじゃん!」
「そうよ!このチャンスを無駄にしちゃいけないわ!」
って、強く言われたのだけど…。
確かに、絶好のチャンスだとは思う。
でも、告白なんて…やっぱりまだ無理だよおー。
だって初デートだよ!?
デートをするってだけで精一杯。
2人で会うってだけでも緊張なのに…告白なんて。
でも、またそうやって逃げるの…?
わかんない…。
すると、ふとテディが目に入る。
てっちゃんとお揃いのネックレスをつけ、可愛くちょこんと座っている。
テディを抱き上げ、じっと見つめる。
………。
「好きです…」
静かな部屋に緊張した声が小さく響く。
…っ。
「やっぱ無理ー!恥ずかしすぎるっ!」
言いながら、テディをぎゅーっと抱きしめた。
もう、どうしよう…。
すると、亜紀ちゃんと百合香ちゃんからほぼ同時にメールが届いた。
『明日はファイトだよー!告白告白!!』
『いいわね?絶対告白よ。報告待ってるわ』
ひええええぇ…二人して告白告白って…。
プレッシャー…。
そんなこんなで…ドキドキと緊張、色んな感情が入り混じる中、初デート前日はあっという間に過ぎていった。
.
明日はいよいよてっちゃんとデートの日。
待ちに待った日がついに来てしまう…。
あーどうしよー…!
全然落ち着かなくて、そわそわしてしまって、意味もなく部屋の中をぐるぐると歩き回る。
着て行く服は決めたし、後は心の準備だけ。
そう、心の準備だけ…それだけなんだけど、それが一番できてない。
今までてっちゃんと二人きりになった時はあるけど…今回は正真正銘デートなわけで。最初から最後まで二人きりなわけで!
あぁー…考えただけでドキドキ。
デートって言葉の響きだけで、なんかもうダメ…。
顔が熱いぃ~。
デートに誘われたことを亜紀ちゃんと百合香ちゃんに話したら、
「絶対告白しなきゃじゃん!」
「そうよ!このチャンスを無駄にしちゃいけないわ!」
って、強く言われたのだけど…。
確かに、絶好のチャンスだとは思う。
でも、告白なんて…やっぱりまだ無理だよおー。
だって初デートだよ!?
デートをするってだけで精一杯。
2人で会うってだけでも緊張なのに…告白なんて。
でも、またそうやって逃げるの…?
わかんない…。
すると、ふとテディが目に入る。
てっちゃんとお揃いのネックレスをつけ、可愛くちょこんと座っている。
テディを抱き上げ、じっと見つめる。
………。
「好きです…」
静かな部屋に緊張した声が小さく響く。
…っ。
「やっぱ無理ー!恥ずかしすぎるっ!」
言いながら、テディをぎゅーっと抱きしめた。
もう、どうしよう…。
すると、亜紀ちゃんと百合香ちゃんからほぼ同時にメールが届いた。
『明日はファイトだよー!告白告白!!』
『いいわね?絶対告白よ。報告待ってるわ』
ひええええぇ…二人して告白告白って…。
プレッシャー…。
そんなこんなで…ドキドキと緊張、色んな感情が入り混じる中、初デート前日はあっという間に過ぎていった。
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