君ニ恋シテル
「テディベア…?」

急いで拾うも、もう遅くて。
しっかりてっちゃんに見られてしまった。


瞬時に、サーッと血の気が引いた。

ああ…もうダメだ 。
目の前が真っ暗になった。
泣きそう…。


「これって…優奈ちゃんが俺にプレゼントしてくれたやつと似てるけど」

その言葉を聞いたとたん、今度はみるみるうちに顔が熱くなるのがわかった。

穴があったら入りたい…って、初めて思ったかもしれない。


もう、恥を覚悟で全て話すしかないよね…。
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