君ニ恋シテル
「実は…」

私は照れながらも、てっちゃんにテディをペアで買ったということを話した。


「そうだったんだ。もしかしてそのネックレスも?」

こくこくと、頷くことしかできない。
恥ずかしくて逃げ出したい。
てっちゃんの顔を見れない。

全部バレてしまった…。
もう告白どころじゃないよ。

きっと気持ち悪いやつって思われた。
引かれたかもしれない。
全て終わり…。


なんて思っていたのに、てっちゃんの口から出た言葉は意外なものだった。
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