君ニ恋シテル
曲が終わると、大きな拍手が二人を包む。
「はぁ、やっぱ逞最高!」
「徹平くん、素敵だったわ」
ほんと、格好良かった。
少しMCを挟むと、
「次はそれぞれのソロ曲!」
逞くんの言葉で一気に緊張が高まる。
いよいよだ…。
昨日のてっちゃんの言葉が蘇る。
『優奈ちゃんのために歌うから』
…っ。
「優奈?なんか顔赤くない?」
「えっ!?」
「ほんとだわ」
「き、気のせいだよ!」
亜紀ちゃんと百合香ちゃんの視線にどぎまぎしていると、
「まずは俺から!聞いてください」
逞くんの曲が始まった。
「きゃあー!逞ー!!」
「ちょっと渡辺さん、あなたほんとにウルサイわよ!」
二人の視線がそれ、ホッと一安心。
逞くんが歌っている間も、頭の中はてっちゃんでいっぱい。ほとんど逞くんの曲が頭に入ってこなかった。
ーーー…
ーー…
「ありがとうございました!」
曲が終わり深々と頭を下げる逞くん。
「あぁー逞ぁー行かないでぇー…」
「渡辺さん静かにしなさいな!みっともない!さぁ次はいよいよ徹平くんの番よ!」
ふんっと鼻息を荒くする百合香ちゃん。
いよいよだ…。
「はぁ、やっぱ逞最高!」
「徹平くん、素敵だったわ」
ほんと、格好良かった。
少しMCを挟むと、
「次はそれぞれのソロ曲!」
逞くんの言葉で一気に緊張が高まる。
いよいよだ…。
昨日のてっちゃんの言葉が蘇る。
『優奈ちゃんのために歌うから』
…っ。
「優奈?なんか顔赤くない?」
「えっ!?」
「ほんとだわ」
「き、気のせいだよ!」
亜紀ちゃんと百合香ちゃんの視線にどぎまぎしていると、
「まずは俺から!聞いてください」
逞くんの曲が始まった。
「きゃあー!逞ー!!」
「ちょっと渡辺さん、あなたほんとにウルサイわよ!」
二人の視線がそれ、ホッと一安心。
逞くんが歌っている間も、頭の中はてっちゃんでいっぱい。ほとんど逞くんの曲が頭に入ってこなかった。
ーーー…
ーー…
「ありがとうございました!」
曲が終わり深々と頭を下げる逞くん。
「あぁー逞ぁー行かないでぇー…」
「渡辺さん静かにしなさいな!みっともない!さぁ次はいよいよ徹平くんの番よ!」
ふんっと鼻息を荒くする百合香ちゃん。
いよいよだ…。