君ニ恋シテル
「「「優奈、徹平、おめでとー!!!」」」
!?!?
扉を開いた瞬間、パーンっという音とともに、聞きなれたみんなの声が次々と耳に響く。
えっ?何…?
どういうこと…!?
呆然と立ち尽くし、みんなを見る。
クラッカーを手に満面の笑みの亜紀ちゃん、百合香ちゃん、洋祐くん、逞くん、沙弓ちゃん…そして奥の方に、池田さん夫婦の姿が見えた。
そして、テーブルにはすでに美味しそうな料理がズラリと並べられていた。
えっと…この状況は…?
それに今、おめでとうって…???
状況を瞬時に理解できず固まってしまう。
それはてっちゃんも同じだったみたいで、私と同じように固まっていた。
「カップル成立おめでとう!ほら二人とも何突っ立ってんのー!早く入って入って!」
…っ!
亜紀ちゃんの言葉に、ぼんっと顔が熱くなる。
「あ、あの、亜紀ちゃん。これは一体何?」
「何って、2人のお祝いのために決まってんじゃん!昨日の夜、優奈から付き合うことになったって聞いてから急遽決めたの!ねえー小沢ちゃん」
「ええ、そうよ。二人のためにみんなで早く集まって飾り付けもしたんだから」
「徹平聞いても何も教えてくれねーから亜紀ちゃんからの連絡で2人のこと知ったし。ひゅーひゅー!」
ひゅーひゅーって逞くん…。
うぅー恥ずかしいよぉ…。
「優奈ちゃん、驚いた?」
洋祐くんがニコニコして聞いてきた。
私は真っ赤な顔でこくこくと首を縦に振る。
本当に、驚いたから…。
「驚かせちゃってごめんね」
そう言って、にっこり笑う沙弓ちゃん。
あっという間に、付き合ってることが全員に知れ渡ってしまった…。
内緒にするつもりもなければ、隠すつもりもなかったけど、こんなにも早く知られてしまうと…なんていうか、恥ずかしい。
でもどっちにしろ、今日バレるかなとは思ってたけどね…。
でもでも、やっぱり恥ずかしいね。
チラリとてっちゃんを見ると、ばっちりと目が合った。
私達はお互い照れくさそうにはにかんだ。
!?!?
扉を開いた瞬間、パーンっという音とともに、聞きなれたみんなの声が次々と耳に響く。
えっ?何…?
どういうこと…!?
呆然と立ち尽くし、みんなを見る。
クラッカーを手に満面の笑みの亜紀ちゃん、百合香ちゃん、洋祐くん、逞くん、沙弓ちゃん…そして奥の方に、池田さん夫婦の姿が見えた。
そして、テーブルにはすでに美味しそうな料理がズラリと並べられていた。
えっと…この状況は…?
それに今、おめでとうって…???
状況を瞬時に理解できず固まってしまう。
それはてっちゃんも同じだったみたいで、私と同じように固まっていた。
「カップル成立おめでとう!ほら二人とも何突っ立ってんのー!早く入って入って!」
…っ!
亜紀ちゃんの言葉に、ぼんっと顔が熱くなる。
「あ、あの、亜紀ちゃん。これは一体何?」
「何って、2人のお祝いのために決まってんじゃん!昨日の夜、優奈から付き合うことになったって聞いてから急遽決めたの!ねえー小沢ちゃん」
「ええ、そうよ。二人のためにみんなで早く集まって飾り付けもしたんだから」
「徹平聞いても何も教えてくれねーから亜紀ちゃんからの連絡で2人のこと知ったし。ひゅーひゅー!」
ひゅーひゅーって逞くん…。
うぅー恥ずかしいよぉ…。
「優奈ちゃん、驚いた?」
洋祐くんがニコニコして聞いてきた。
私は真っ赤な顔でこくこくと首を縦に振る。
本当に、驚いたから…。
「驚かせちゃってごめんね」
そう言って、にっこり笑う沙弓ちゃん。
あっという間に、付き合ってることが全員に知れ渡ってしまった…。
内緒にするつもりもなければ、隠すつもりもなかったけど、こんなにも早く知られてしまうと…なんていうか、恥ずかしい。
でもどっちにしろ、今日バレるかなとは思ってたけどね…。
でもでも、やっぱり恥ずかしいね。
チラリとてっちゃんを見ると、ばっちりと目が合った。
私達はお互い照れくさそうにはにかんだ。