君ニ恋シテル
「ほらほら!二人ともぼーっと突っ立ってないで早く座って!!」
亜紀ちゃんに促され、てっちゃんと二人隣同士で席につく。
「かんぱーい!!メリークリスマース!優奈ちゃん誕生日おめでとー!そしてカップル誕生おめでとー!!」
元気よく言う逞くんに、恥ずかしくて俯いてしまう。
ーーーー
ーーー
それからファミレスの中は宴会状態。
みんなからの質問責めが始まった。
…というか、からかわれてるというのか…とにかく大変な状態。
「仲良くネックレスと指輪つけちゃってー!ひゅーひゅー!お揃いラブラブー」
…っ。逞くん、お願いだから何回も言わないで。恥ずかしくて顔から火が出そう。
さっきからずっとこんな感じだし、持ってきたお互いのテディベアも、ことあるごとに抱っこして私とてっちゃんの目の前でチューさせたり…もうどうしたらいいのか…。
時々てっちゃんと目を合わせては、照れ笑い。困ったような恥ずかしいような。くすぐったい感じ。
と、その時。
誰かがちょんちょんと肩を叩く。
振り向くと、笑顔の沙弓ちゃんの姿。
「優奈ちゃん、カップル成立おめでとう」
「…っ。ありがとう」
「顔真っ赤だよー」
「えっ!ヤダなぁもう恥ずかしい…」
「ふふふ。幸せそうで私も嬉しいよ」
すると、こそっと沙弓ちゃんが耳打ちしてきた。
「私の言った通りだったでしょ?」
「?」
「徹平くんも優奈ちゃんが好きって」
っ!!
恥ずかしくて何も言えずにいる私に、ニコッと可愛らしい笑顔を向ける沙弓ちゃん。
なんて返したらいいのかわからないよ…。
亜紀ちゃんに促され、てっちゃんと二人隣同士で席につく。
「かんぱーい!!メリークリスマース!優奈ちゃん誕生日おめでとー!そしてカップル誕生おめでとー!!」
元気よく言う逞くんに、恥ずかしくて俯いてしまう。
ーーーー
ーーー
それからファミレスの中は宴会状態。
みんなからの質問責めが始まった。
…というか、からかわれてるというのか…とにかく大変な状態。
「仲良くネックレスと指輪つけちゃってー!ひゅーひゅー!お揃いラブラブー」
…っ。逞くん、お願いだから何回も言わないで。恥ずかしくて顔から火が出そう。
さっきからずっとこんな感じだし、持ってきたお互いのテディベアも、ことあるごとに抱っこして私とてっちゃんの目の前でチューさせたり…もうどうしたらいいのか…。
時々てっちゃんと目を合わせては、照れ笑い。困ったような恥ずかしいような。くすぐったい感じ。
と、その時。
誰かがちょんちょんと肩を叩く。
振り向くと、笑顔の沙弓ちゃんの姿。
「優奈ちゃん、カップル成立おめでとう」
「…っ。ありがとう」
「顔真っ赤だよー」
「えっ!ヤダなぁもう恥ずかしい…」
「ふふふ。幸せそうで私も嬉しいよ」
すると、こそっと沙弓ちゃんが耳打ちしてきた。
「私の言った通りだったでしょ?」
「?」
「徹平くんも優奈ちゃんが好きって」
っ!!
恥ずかしくて何も言えずにいる私に、ニコッと可愛らしい笑顔を向ける沙弓ちゃん。
なんて返したらいいのかわからないよ…。