君ニ恋シテル
亜紀ちゃんは急に思いだしたように鞄から携帯を出し、私に見せてきた。
「どう…って?」
携帯には知らない男の人の写メが映っている。
「この人ね、洋祐の友達で彼女募集中なんだって。
カッコイイでしょ?
優奈にどうかなーって思って」
「洋祐くんの?」
瀬川洋祐(せがわ ようすけ)。
亜紀ちゃんの彼氏で同い年。
明るく元気で、騒がしい面もあるけど、根は真面目でいい人。
私は携帯の画面を見つめる。
写メに映ってる人は、一言で言うとイケメンだった。
カッコイイ、とは思うけど…。
「…今は彼氏とかいらないから」
私は少し考えて返事をした。
正確には、考えたふり…。
「どう…って?」
携帯には知らない男の人の写メが映っている。
「この人ね、洋祐の友達で彼女募集中なんだって。
カッコイイでしょ?
優奈にどうかなーって思って」
「洋祐くんの?」
瀬川洋祐(せがわ ようすけ)。
亜紀ちゃんの彼氏で同い年。
明るく元気で、騒がしい面もあるけど、根は真面目でいい人。
私は携帯の画面を見つめる。
写メに映ってる人は、一言で言うとイケメンだった。
カッコイイ、とは思うけど…。
「…今は彼氏とかいらないから」
私は少し考えて返事をした。
正確には、考えたふり…。