キミと一緒に、未来も -幕末にタイムスリップ-
…私、タイムスリップしちゃいました、てへっ☆
…って、え?けいおう?なにそれ…、
いや、慶応は知ってるけどね、うん。
ちょうど幕末じゃない?たしかそうだ。
てゆうか本当に、本当に私…、タイムスリップ、しちゃったの?
…いやいやいや。ないわ。
「あの、えっと…、私…。」
「…とりあえず、身元だけ教えちゃくれねぇか?局長になんとかいって解放できるよう頼んでやるからよ。」
…だめだ、泣きそう。
どうやら本当にタイムスリップしちゃったみたい。
有り得ないでしょ。
身元?本当の身元言ったってこの人達は知らない。
信じてもらえなきゃ、私…。
「殺される…」