キミと一緒に、未来も -幕末にタイムスリップ-


そして案の定、場の空気が固まる。

「…たい、む…す……、何?」

沖田さんも副長さんも意味を理解していない。

…あ、そうか。
まだそんな言葉自体うまれてないんだ。


「あ、あのえっと…要するに、私は、この時代の人間じゃないんです。未来…そう、未来からこの時代に「てめぇ、おちょくってんのか?」


私が言葉を選び、わかりやすく伝えようと必死に喋っているのをキレ気味の副長さんが遮った。

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