キミと一緒に、未来も -幕末にタイムスリップ-


「…圏外。」



ああ、やっぱりここは幕末なんだ。


「その箱、何?」


あけてがっかりして、不思議だよね、うん。



「…なんでもないんです。気にしないでください。」


うなだれていると部屋のふすまが開き、その先には副長さんが立っていた。


「…局長が呼んでるから、ついてきてもらう。」


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