キミとミタ
さて、日が過ぎるのはとっても早いもので、
今日はなんと、デート当日なんです。

優はというと、緊張のせいか朝5時に
目がさめていた。

――なんて気持ちのいい天気なんだ。
 それにしても...はたして今日の
デートで少しでも話せるようになるのだろうか?

不安だった。
メールはたくさんしてる。
でも、実際に話したことがあるのは
たった数回。今日ちょっとは田口の
こと知れるかな?


そんな期待と不安を胸に
昨日散々悩んだ結果決まった服を
着て、ちょっと髪の毛を巻いてみて

午前10時。待ち合わせ時間ぴったり。
待ち合わせ場所に到着。

10時10分。
遠くから走ってくる人がいる。
あれはきっと。。。いや、
絶対田口だ。や、やばい緊張してきた!

田「おはよ~おくれてごめんっ」
優「おはよ☆全然いーよ」
田「よかったぁ。なら、行こっか。」
優「うん」


少し離れた距離を保ちながら
駅までの道を歩く私と田口。
田口はとゆうと、携帯ばっかりだ。

―――あたしといても楽しくないんかな。
  携帯ばっかりでつまんない。

そう思ったあたしは携帯を取り出した。
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