ナンパ男との恋3
思わず口走ってしまった言葉に
輝樹が 驚いた表情をし
顔を上げた。
「意味分かんねぇ・・・
寝る。」
そういうと、
横になり背を向けた。
また怒らせちゃった・・・。
って、私が悪いんだけど・・・
うまくいかない。
自分の思ってる事
言いたいのに、言えない。
言いたい事すら分からない。
・・・だって、
輝樹言ってくれたじゃん。
心配すんな。って。
信じてもいいのかすら
分からなくなってきたよ・・
いつまで
こんなふうに
サキさんの存在に
不安に・・怯えないといけないんだろう。