ナンパ男との恋3

・・・・この音!?


「お前ら 何してんの?
それ 俺のなんだけど?」


「は?うるせぇんだけど?」

ひなた という男が
鋭い目つきで輝樹を睨んだ。

「お、おい
久保さんじゃねぇか?」


「はい、お前 正解。
つーか、俺の事知ってるって事は
それなりに覚悟あって
俺のもんに 気安く触ってんだよな?
その前に さっさと
手離せや?いつまで触ってんだよ?」


私を押さえつけていた手を掴み
そのまま 蹴ると


「ったく・・・
だから 車に乗れって
言っただろうが。」


そう怒りながらも


「ほら、帰るぞ」

「サキさんは・・・・?」

「あいつなら とっくに帰ったつーの」

輝樹の車に乗ると、


「あーそうそう、
お前ら 後日
俺の後輩向かわすから
逃げんなよ?」


・・・すごい捨て台詞・・・。




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