ナンパ男との恋3
「そんなの・・・
決まってんじゃん」
そう つぶやくように
言いながら
両手で輝樹の顔を
自分の唇に引き寄せ
そのまま 輝樹を押し倒すような姿勢になった。
「私だって・・・
やられっぱなしじゃないんだから・・」
と、強がって形勢逆転させたものの・・・
上半身裸の輝樹の体に触れてるだけで
やばいくらいに心臓がバクバクなのに
こんな事すると、震えが止まらず
必死で 震えを抑える。
そんな私に気づいてるのか、
「へぇ・・・・?
んじゃ、お嬢さんのお好きなように どうぞ?」
そう言うと、
そのまま目を閉じた。
震えを抑えながら、
寝そべってる
輝樹の肩に手を乗せ
そっと 唇を重ねながら
舌をからませ
そのまま首筋へ唇を滑らせていくと、
「ふっ・・・くくく
くすぐってぇ・・
もしかして 春菜
焦らしてんの?」
大きな目が開き
体を起こすと
向かい合って
座るような姿勢のまま
私の頬を 両手で触り
そのまま勢い良く
顔を引き寄せられ唇を重ねると同時に
一気に 服を剥ぎ取られ
押し倒された。
「せーっかく お望みのまま
してやろうと思ったのに
まさか 反撃されるとはなぁ?ははは」
反撃したつもりは
ないんだけど・・・・。
体を隠そうとする私の手を掴み
「何、恥ずかしがってんの?」
そう言いながら
私の手を 輝樹の首に回させると
「そう、それでいい」
優しくキスをしながら
されるがまま
身をゆだねた。