ナンパ男との恋3
ほんっと・・・・
こういうふうに
キスから先に進む時って
改めて・・・
自然に、そして
女性の体の的確に弱い所を知り尽くしてる輝樹の女慣れにすら嫉妬してしまいそうになる自分がいる。
他の女性も こんなふうに
抱いてきたんだろうか・・・
そんな事を考え出すと
不安にすらなってしまう。
「大丈夫か・・・?」
「うん・・・」
何回 体を重ね合わせても
やっぱり・・・
エッチした後は
恥ずかしさが倍増だ・・・
裸を見られるというのも
もちろんだけど
あんな・・・・
あんな声を出す自分が・・・
思い出すだけでも
布団から顔を出せない・・。
「春菜・・・?
ほんとに大丈夫か?」
そんな私を心配してる輝樹・・
ますます
顔を合わせられない・・。
「ちょ・・・ちょっと
シャワー浴びてくるね」
毛布を体に巻きつけ
脱ぎ捨てられた洋服を拾い
バスルームへ向かう私の様子に
変な勘が働いたのか
「ふぅん?じゃあ
俺も一緒に入ろうか?」
そう言いながら
体に巻きつけてる毛布を引っ張ろうとする。