ナンパ男との恋3
「え?ちょっ・・
きゃっ・・・」
引っ張られた拍子に
毛布が落ち
思わず しゃがみこみ毛布で隠す私に、
「ったく、今更恥ずかしがらないでも 散々見たし 触ったし 舐めたっつーの!」
「なっ・・・」
舐めたって・・・
そんな事 普通に言われても・・
「くっ・・はははは
耳まで真っ赤な春菜ちゃん?
一緒に 入ろうか?」
笑いながら
私の前に しゃがみ、
「いつになったら
慣れるんだ?」
私の顔を上げさせると
顔を近づけ
「ほら、また目そらす」
電気がついてると
こんな近くで目を合わせる事すら
私には 勇気がいる事なのに・・・
「春菜?ほら、こっち見てみ?」
顔が熱い・・・。
もう、真っ赤かだ・・。
恥ずかしさを押し殺すように
輝樹の目を見ると
「よし、それでいい。
俺以外の男の目は見ないでいいんだからな?」
「意味分かんない・・」
「お嬢さんは
すぐ 他の男んとこ
余所見すっからなー」
「余所見なんて
してないし・・」
「自覚ねぇから
たちわりぃんだよなぁ?」
ジワジワと責められてるような気になるのは 気のせいだろうか・・・