ナンパ男との恋3
はぁ・・・・・。
静まり返った部屋の中、
勢いよく
そのままベッドにうつぶせに倒れこんだ。
顔を布団に埋めたまま、
「あぁぁぁぁぁぁぁーーー!!」
一人、無意味な言葉を叫ぶ・・
・・・・何してんだ、私。
何も考えたくない。
なのに、
輝樹が帰って来なかったら・・・
そんな不安で
どうすればいいんだか
どうすれば
こんな事を考えないですむのか
ぜーんぶ、分からない。
分からない、
分からない。
輝樹の気持ちも、
自分がすべきことも、
全部、ぜんぶ・・・・。