神様のおとした白いリンゴ
リンゴ
人の一生は限られていて、そして決められている。

人はそれを運命と嘆いたり喜んだりし、祈る。

もっとよい人生をと、もっと楽で楽しい暮らしをと


しかし、決められた輪を周り続けるしかないのだ。



その輪は誰が決めているのだろうか?

仮に神という存在が全ての人間に平等な人生をあたえているなら

なにを基準に決めて、醜い殻に光をとじこめたのだろう?


答えのない問題など考えずに僕はいつか終わるその日まで、小さな世界に閉じ込められるのだ……………


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