それでも世界はまわる -white snow-
「じゃ、りおんも鼻が高いね」
と、立雁高校の少年は矛先を変えて微笑む。
「うーん、なんか目立って恥ずかしいんよね」
なんて言いながら人差し指で頬をかくが、彼は彼で、すらりとした体格と綺麗な顔立ちから大神山高校の女子に人気を集めていた。
りおん君が注目浴びてるんでしょーが、ポニーテールの彼女は口を膨らませてぷんすかする。
「それにしても・・・りーちゃん、遅いね」
そんなやりとりを心地良く思いながらも、親友が時計を確認する。
と、立雁高校の少年は矛先を変えて微笑む。
「うーん、なんか目立って恥ずかしいんよね」
なんて言いながら人差し指で頬をかくが、彼は彼で、すらりとした体格と綺麗な顔立ちから大神山高校の女子に人気を集めていた。
りおん君が注目浴びてるんでしょーが、ポニーテールの彼女は口を膨らませてぷんすかする。
「それにしても・・・りーちゃん、遅いね」
そんなやりとりを心地良く思いながらも、親友が時計を確認する。