泣き虫彼女とロールキャベツ彼氏
じゃんけんに負けた彼女は脱衣場に向かう。

その後ろには俺。
たまにチラチラと後ろを見ては頬を赤くして、目があうとぱっと前を向く。

美紅「…タオルまくまで開けないでよっ?」

警戒されてる俺。

爽「―…はいはい。」

適当に返事をしたせいか、彼女の血色の良い頬が膨れる。

美紅「絶対だからねっ」

爽「わかったって。」

美紅「絶対絶っ――」

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