ラヴレターを君に

それでも

僕は君のいない世界で

生きていかなければならなかった。


不思議と

死ぬ気は起きなかったんだ


だけど


残酷だったよ



僕は

沢山のものを

嫌い、呪った…。



君は止まったままなのに
どんどん進む世界に


色を失ってゆく世界に


僕は存在理由を失った。



桜の木さえ


一時期しか咲かない花に


すぐに終わりを告げる


儚さに


大嫌いになったよ。



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