ラヴレターを君に
…でもね。
沢山の時を過ごして
色んな環境が僕らを包んで
僕は変わってしまったんだ。
背や体格が
変わってゆくにつれて
君に伝えたいことが増えていった。
君への想いは
小さな頃より
もっと
大きなものへと変わっていったんだ。
その度に
僕は言葉にせず
心の奥に閉じ込めた。
君に拒絶されるのが
どうしようもないくらい
怖かったんだ…。
さくらは
桜の花が似合う
本当に綺麗な女性になったよ。
いつまでも、見ていたいって思うほどに。
君が話す夢物語は
すべて本当のように思えた。
君の甘い香りに
抱きしめたくなる衝動を必死に堪えた。
君が走る姿に
泣きたくなった。
君の優しさに触れる度に
優しくなれた。
君といると
世界がキラめいて見えた。
君といると
空は笑っていた。
たくさんの
ありがとうと
たくさんの
愛しい気持ちを
君は僕にくれました。