少年Sと知識の泉
僕は文学作品が大好きだ。


炭鉱で働いて貰う、わずかな賃金からだ。


家のために働いて、残るお金はまあ少ない。




おばあちゃんから聞く、昔話が大好きだから。


口から語られる言葉が、とっても好きだ。


だって、おばあちゃんは


とーっても表現豊かに、


話す人だったから。




もう、1年前に亡くなってしまったけど。


おばあちゃんが、ぼくに物語や本の面白さを、

教えてくれた人だったから。





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