戦国だ!!戦国だ!!戦国
~甲斐~

「彌琴殿!!一緒に散策に行きませんか?」

元気百倍の幸村が話かけてきた。

「う~んいいよ」

「それでは三人で行くぞ」

「まじで..俺も?」

木の枝の木陰で休んでいた佐助が言う。

「当たり前だ」

「今夏だぞ~暑くて死ぬ」

「暑いからこそ太陽の日差しを浴びて慣れるのだ!!」

「うわぁ~暑苦しいぜ~幸村様~」

「いちいち語尾を伸ばすな!!だらしない」

「わかったよ..行けばいいんだろ」

「よし!!行くぞ!!」

「はい...幸村さん」

「ちょっと待ってこれからは俺たちも行くから」

「ん?誰だ」

不思議そうに言ってる幸村。

「雅だせ」

「月駕...。」

二人の美男子が出てきた。

「あっ...また勝手に出てきて」

「彌琴の知り合い?」

怪しそうに聞く佐助。

「あっ..うん」

実際人じゃなく式神何だけどね...,まあいいか...。

「行くぞ!!月駕」

「ああ....。」

月駕は、フワッとした雰囲気で不思議ちゃん系の性格。

雅は、毒舌でとにかく元気な性格。
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