空を翔ける一筋の流れ星
学校の最寄り駅に着いても萎えた気持ちは一向に回復の兆しを見せない。
むしろ、駅に着いてより一層気持ちが萎えてしまうのがはっきりと分かる。
「何で、うちの大学は・・・」
南口の改札を抜けてポツリと愚痴が口からこぼれてしまう。
俺だけではなく、今日だけで俺と同じ愚痴をこぼし、俺と同じ気持ちになった人はどれだけいるだろうか。
左後ろを見ると、空が走る格好をして一生懸命に俺をどうにかして急がせようとしている。
(お前はいいよな)
きっと、幽霊はどんなに歩いても、どんなに全力疾走しても疲れないのだろうな・・・
うちの学校は駅から丘の上にある。
つまり、駅からは坂道を上らなければならないのだ。
今日だけじゃなく、学校がある日は毎日苦労して上らなければならず、はっきり言うとしんどいし嫌だ。
こういうことはちゃんと学校案内にしっかりと書いておけと入学してから思い、この大学にしなければよかったとこの坂道は深く後悔させてくれている。
むしろ、駅に着いてより一層気持ちが萎えてしまうのがはっきりと分かる。
「何で、うちの大学は・・・」
南口の改札を抜けてポツリと愚痴が口からこぼれてしまう。
俺だけではなく、今日だけで俺と同じ愚痴をこぼし、俺と同じ気持ちになった人はどれだけいるだろうか。
左後ろを見ると、空が走る格好をして一生懸命に俺をどうにかして急がせようとしている。
(お前はいいよな)
きっと、幽霊はどんなに歩いても、どんなに全力疾走しても疲れないのだろうな・・・
うちの学校は駅から丘の上にある。
つまり、駅からは坂道を上らなければならないのだ。
今日だけじゃなく、学校がある日は毎日苦労して上らなければならず、はっきり言うとしんどいし嫌だ。
こういうことはちゃんと学校案内にしっかりと書いておけと入学してから思い、この大学にしなければよかったとこの坂道は深く後悔させてくれている。