レンアイ相談室

『あっ!生徒会長に・・・・小夜・・・・先輩。』



何で俺は生徒会長なのに久坂は小夜先輩なんだ?


しかも、歯切れ悪いし・・・





『生徒会がやってたんですね。レンアイ相談室。』




「そぉだよぉ。」



そう、

皆生徒会がやってるとは知らない。


生徒会室でやってないし、生徒会がやってるなんて言ってないから。




「で、どんな悩みなん?」


そいつの名前は

羽鳥 由宇(ハトリユウ)
小夜の幼なじみらしい。

好きな人は先輩で、幼なじみで鈍感。しかも、好きな奴がいるらしい。








・・・・・・・・・・・・・・・・






おいおい

羽鳥の好きな奴って久坂なんじゃないか!?






「そうなんだ。由宇ちゃんも大変だねぇ。」



俺がそう言うと、


『由宇ちゃんて呼ばないで下さい。』



睨まれた・・・・




どうやら俺が小夜の好きな奴だと思ってるらしい。



「そうや!新!!気持ち悪いなぁ!」


「気持ち悪いゆぅな!それに先輩と呼べ!!!!」



羽鳥の視線が突き刺さる!!



「あぁ!もぅ!羽鳥、ちょっとこい!」



俺は羽鳥を廊下へ連れ出した。

























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