オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
「なあ~栗原」


ノートパソコンで文書作成する栗原に俺は話しかけた。


「はい、社長」


キーを叩くのを止めて栗原が顔を俺に向ける。



「染中を俺の秘書にしたい…ダメか?親父だって好みの女性を…」


「確かに前社長は自分の好みで秘書課の女性を配属させていましたが…自分の
女性になさったコトは私の見た限り…一度もありません」



ストレートに言い過ぎた・・・


栗原は、遠回しに俺の公私混同のキモチを責めている。





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