オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~

~祐早斗side~

俺は内心…気が気でなかった。


俺は美苑が出た後…栗原に命令して…部長に内線させた。


『お別れ会は何処でやるのか』…場所を聞き出せたと。


「素直に『行くな』と言えばいいコトでしょ?」


「・・・そこまで独占欲の強い男だと思われなくない…」


「いや…多分…既に思われていると思います…」


栗原は呆れたような声で返す。


「・・・」


「栗原…頼みがある…」


「偵察ならお断りします・・・」


俺の頼みを完全に見透かしていた。



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