オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
「社長…」


栗原さんが凄んだ声で、私と祐早斗さんの間に割って入って来た。



「朝から何をしてるんですか?」


祐早斗さんはチッと舌打ちして私から身体を離した。



「・・・公私混同されるのは困るのですが…」



「分かってはいるんだけど…つい・・・」


祐早斗さんは苦しそうな言い訳を呟く。



「・・・社内でいちゃつかれるのは困ります…いちゃつくのは会社が終ってからにして下さい!」


「そう言われてもな~一緒に住んでる訳ではないし…」


「……それよりも朝の会議に遅れますよ…」


栗原さんは祐早斗さんを引っ張って行った。





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