オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~

~祐早斗side~

俺がワザと聞かない振りをすると急に箸を置いて…眼鏡を外した。



そして…手の甲で涙を拭い始める。



美苑…泣いてるのか??


俺はオロオロとうろたえる。


「お前のせいだぞ!!栗原」


デスクに座っているはずの栗原は美苑の涙を見て逃げやがった。



「泣くな…コレは社長命令だぞ・・・」


今度は俯いて本格的に泣き始める。



「おい!?泣くな…美苑」



俺は椅子を立って美苑のデスクに近づく。
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