オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
俺の部屋となる社長室に入った。


「おはようございます・・・社長」


縁なし眼鏡を掛けた若い男が居た。


「彼はハケン秘書の栗原君だ」



ハケン秘書??


「契約は既に終っているんだが…お前の社長就任で無理に言って契約を延ば
ばしてもらった彼はプロの秘書だ…お前は彼から…わしに代わって社長業の引継ぎをしてくれ」



俺が秘書から仕事の引継ぎをするのか?


親父からされるのも嫌だけど・・・


何ともフクザツだな…


「わしは会長室に行く」


親父はとっとと部屋を出てしまった。






< 38 / 278 >

この作品をシェア

pagetop