オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
去年…爺ちゃんが亡くなって…俺はいつ社長になるかと…毎日気を揉んでいた。
それから1年後。
会長のポストもあいたまま1年が過ぎていた。
突然、親父から電話がかかって来て…社長就任がキマった。
横暴過ぎるにも程がある。
俺は仕事の引継ぎもろくに出来ず、シンガポールに後ろ髪を引かれる思いで帰国した。
「その椅子は祐早斗様の椅子です。遠慮せずにお座りください」
俺は栗原に促されて社長の椅子に座った。
「では改めて…ご挨拶致します…私は『SES』から参りました…栗原洋貴(クリハラヒロキ)
です」