オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~

~祐早斗side~

俺は華と今日のアフターは知り合いのフランス料理店でディナー。


ディナーは3ヵ月先まで予約で埋まっているらしいけど…
俺は無理矢理お願いして…予約を入れた。



だから何としても…行かなければならなかった。




そしてまたつい…強引に押してしまった。


「本日のスケジュールですが…」


栗原は俺のデスクの脇で今日の予定を読み上げる。


ヤツの声は本当に事務的。


予定はあくまで…予定なのに。

ヤツはそれをスケジュール通りにこなそうと躍起になる。

融通は利かないし…ヤツのペースで仕事をさせられるコトに嫌気が差していた。


多分、基本的に俺と栗原は馬が合わないんだろう。


「アフターは…」




「ハァ!?今日のアフターは先約がある…無理だ…あってもキャンセルしてくれ」









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