オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
「栗原…俺と華の邪魔をするなら帰れ!」



俺は栗原を追い払うように…手を動かす。


「・・・分かりました…これからは何も言いません…それでよろしいですか?」


「・・・」


栗原は口を閉ざして…自分の存在を消した。


俺と華が歩き出すと…後ろから黙って付いて歩く。


何だか…尾行されてるみたいで気分が悪かった。


あげくに、店にまで入って来て俺の隣に立つ始末。



「・・・栗原お前も座れ…隣に立たれたらウザイだけだ…」



「では…祐早斗様のお言葉に甘えて…失礼致します…」


栗原は俺の隣の椅子を引いて座った。













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