オフィスの華~若社長と秘書のHoneyな関係~
「何…ボ~ッとしてるの、染中さん」



「いえ、あ…失礼します…」


私は踵を返して扉に向かう。



「染中さん…社章バッチは?」


「え、あ…」


人の粗探しは昔から小畑先輩…得意だった。



「いくら経理課でも…キチンとしてよね~」


「申し訳ありません・・・」


私は振り返って頭を下げる。









< 97 / 278 >

この作品をシェア

pagetop