それでもオレは愛してる(>_<)
 「でね。よく、うちに、ご意見ってメールでいただくじゃない?

 そのなかにね、結構な割合で、自分にできることあるなら、お手伝いしたいです、って書いてあるのよね。

 もちろん、みんながみんな本気ってわけじゃないだろうから、そのうちの半分ぐらいだとしても、毎日、100人くらいは、来てくれるかもって感じがあるのよね。

 でね、本当にこの人達に、手伝ってもらおうかなって考えているんだけど、どう思う?」

 「全面的賛成。」

 挙手までして、智代が答えた。

 「僕も、賛成です。」

 親指立てて、ナイスってしながら、まーくんも賛同してくれる。

 「ありがと。じゃ、あっくんに、システム作ってもらうから、智代はデザイン案出しておいてくれる?」

 「おっけー!」

 いい返事が返ってきた。

 「僕はどんな役割でしょうか?」

 あっくんが、一歩前へみたいな感じにまえのめってる。

 気乗りしてくれてるんだ。

 イイカンジ。

 「まーくんはね、応募してきた人たちを、引率して欲しいの。」

 「引率、ですか?」

 ちょっと、不思議そうな、あっくん。

 そりゃあ、そうよね。バスツアーじゃないんだから、なんで引率?ってなっちゃうと思うよ。

 でも、引率、なんだな、これは。
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