それでもオレは愛してる(>_<)
 「うん。引率。だって、まーくんは、みんなのガイド役で、みんなのリーダーで、みんなの太陽だからね」


 「…なるほど、そういう事ですか。」

 あ、わかってくれたかな?

 まーくんの顔が、了解しましたって感じになった。

 「つまり、そんな感じに思ってもらえるように、振る舞っていればいいんですね?」

 そうそう。

 やっぱり、飲み込み早いや。

 「でね、ただそれだと、まーくんの負担が増えちゃって、せっかくお助け隊作った意味が、なくなるじゃない?

 だから、まーくんが、2人ぐらい選んで、美幸みたいに、常時手伝ってくれる人を、固定でいてもらうように、して欲しいの。」


 それなら、まーくんがお留守でも、代わりの誰かが、羊さん達を引率してくれるしね。

 「それなら、それなりの対処力のある人間で、ある程度の演技力のある、そこそこの頭脳の所持者を選ばないといけませんね。」

 できたら、男女1人ずつがいいかなぁ、と、まーくんが言っている。

 やっぱり、よくわかってるわ。

 流石、まーくん。

 わたし達の、仲間なだけはあるよね。
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