それでもオレは愛してる(>_<)
 「電話、いっぱい、かかってくると、思うんだけど、あっくん、対応できる?大丈夫?」

 どんなひどいことをさせられるかと思っていたオレは、しいのその発言に、却って不審を覚えた。

 「?…本当に、それだけ、でいい、のか?」

 怪しい。

 絶対、怪しい。

 しいの奴が、こんなことで済ませるなんて、絶対に、おかしい。

 しいを見つめるオレからは、怪しいぞオーラが、とめどなく、だだもれしていたハズだ。

 それなのに、しいは、にっこり笑って、こう言った。
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