それでもオレは愛してる(>_<)
 「そうですね。動力系の所は図面を見ながら、うちのトコのスタッフと話をしてみないことには、はっきりとお返事出来ませんが、設置に関しては、線路の増設も大丈夫な感じですね。」

 将は、うーんと唸りながら、懸命に考えつつ答える。

 「あっくんは?どう思う?」

 しいが、今度はオレに聞いてきた。

 「動力系も、多分大丈夫だと思うぞ。確か、動力系の事に強い奴が、常設のル・フェスのアトリエ工房に、しょっちゅう入り浸ってる連中の中にいたはずだ。そいつに腕ふるってもらえるように頼んでみりゃいいだろう?」

 「取り付けは?スタッフ達だけで設置できる?」

 「「もちろん!」」

 しいの再度の問い掛けに、オレと将の答えの声が重なる。

 オレ達は思わず、顔を見合わせて、笑ってしまった。

 お互い、スタッフに対する信頼は大きい。
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