それでもオレは愛してる(>_<)
 「あーぁ。折角久しぶりのオフだったのに、朝っぱらから叩き起こされて、飛んできてみりゃ、オレの仕事を増やされただけかよ。」

 それを聞いて、将が不思議そうに言った。

 「何故、佐伯さんの仕事になるんですか?リニアの設置や、実験のデータ取りなら、実働班の俺の方の仕事でしょ?」

 「気象条件次第で、発電量の一定していないソーラーその他の観測データから、リニアの設定と改造と、回路組みのシミュやって、設計図引くのが、か?」

 オレはそう言って将に指摘してやった。

 「あ、なるほど。今回の場合は、プランニングから始めなきゃいけないんでしたっけ!

 いつもみたいに、ここから島へ持っていって、置けば終わりってな仕事じゃないんでしたね。」
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