それでもオレは愛してる(>_<)
 「なんで、オッチャンがル・フェスのチケット欲しがるんだろうって、疑問だったんだけど、そっか、本人じゃないんだ。」

 「と、ゆーことは、ネタひとつって感じね?」

 そゆことだね。

 いざと言うときには、使わせてもらいましょう。

 娘可愛さに、プラントひとつ、民間会社にタダ同然であげちゃったなんて、週刊誌さんが、大好きそう!

 ま、うちは、それでは、叩かれることはないから、別にいいけど。

 だって、そのために、契約書のたぐいは、残さないようになってるし、今回みたいに、どうしても書面で残してくれって言う場合は、わたしが、関係法に照らし合わせて、絶対にル・フェスの不利にならないような、書類になるように、誘導してる。

 …わたしって、悪人だなぁ。

 「何、軽く落ち込んでみてるの?ま、今はまだ、わたししかいないから、落ちこもーが、叫ぼーが、別にいいけど、ニコ運戻ったら、あっくん、いるんだからい・つ・も・の・しいになるんだよ?」

 はーい、ありがと、ともよ。

 お気遣い感謝。

 でも、あっくんラブってわけでもないんだけどなぁ。
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