《完》嫌われ教師の腕の中
放課後。


私は昨日と同じく裏門に急ぐ。


今日は颯斗も一緒だった。


二人で乗り込む後部座席。


車が走り出したとたん…颯斗は私の身体に手を伸ばす。


「……お前を見てると…どうしても授業に手が付かない…」


「ハァ!?」


私から見れば…見事にいつもの嫌われ教師を演じてると思うけど…



その言葉に少し胸がきゅん★
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