《完》嫌われ教師の腕の中
「あなただって…オーナーのお母さんのコト知ってるでしょ?」


颯斗さんのお母さん??
お父さんは校内で見かけるから知ってるけど…お母さんはまだ一度も会ったコトがない。



「……あのお母さん…怖いし…カンペキな人だから…私は…結婚できないな~だから
私は…愛人でいいの…」


「あ、愛人!!!?」


この人…颯斗さんの……!?



「失礼します…」


羽鳥さんが部屋に入って来た。


「凛華さん?」


「オーナー居ないみたいね・・・」

凛華さんは踵を返してコツコツとヒールを鳴らして出て行った。




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