《完》嫌われ教師の腕の中

鈴羽だけは真面目に抜き打ちテストもなかなか出来。



「・・・」


俺はしばらく鈴羽の採点し終わった答案用紙を見つめる。


お前のすべてが知りたいのは俺の方だ…


お前を束縛したいのも俺…



俺はケータイをスライドさせて…例の『ラバーズプレイス』を開く。
最近はそれが日課になっていた。



別に同じ校内だけど…鈴羽の居る場所を確かめる。






< 127 / 207 >

この作品をシェア

pagetop