《完》嫌われ教師の腕の中

~鈴羽side~


赤ちゃんか・・・


私は英語の授業を上の空で聞いていた。


そりゃ…私だって…颯斗と早く…結婚したいって・・・思ってる。


私を迷宮の出口に導いてくれたから。



私に愛をカタチで見せてくれるし…


たくさんの甘い囁きもくれる…



颯斗と居ない夜はもう考えれないほど…颯斗の存在も匂いも温もりも
身体の中に染み付いていた。





< 129 / 207 >

この作品をシェア

pagetop