《完》嫌われ教師の腕の中
3階のフロアに入って俺は並んだ教室を一室ずつ隈なく探す。



「鈴羽!!鈴羽!!」


全身には汗が浮かび…

叫びすぎて喉は渇き、痛い…

でも俺は必死に鈴羽の姿を探す。


そして・・・俺はようやく…鈴羽を見つけた。


あの佐々木たちが慌てた様子で…後ろの戸から逃げ出すのが見える。



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