《完》嫌われ教師の腕の中

たぶん…この中の報告書には俺の知りたいコトがたくさん書かれているのかもしれない。



でも、俺は鈴羽の口から隠しゴトは知りたいと思った。



「……彼女の過去なんて俺にはどうでもいいです…」



封は切ったが…お袋に突き返した。



「颯斗!!!?コレは尾上財閥の将来だってかかって来る重大な問題よ!!」


「・・・」



「あなたは尾上財閥の後継者でしょ!!」




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