《完》嫌われ教師の腕の中
「・・・」


男を弄んだ鈴羽の罪の結果か?


でも俺は…それでも・・・




そうか・・・

俺が子作りを提案した時…鈴羽の曇った表情の理由がようやく理解出来た。



俺はもう一度…浅はかだった自分の言動に後悔した。



鈴羽は彼女なりに…後継者の俺との結婚を深く考えてずっと子供のコトは悩んで
いたのに違いない。



でも…

後継者としての立場から考えると…ずっと二人っきりとは行かない。
お袋や他の親族たちからも…色々…言われるのは目に見えていた。



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